一日一冊『狐罠』北森鴻
- 作者: 北森鴻
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
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今日の一冊は『狐罠』北森鴻。冬狐堂シリーズの一作目らしい。正直なところ、読んでから数日経ってしまって、なんとなくしか内容を思い出せない。
主人公は骨董商の女、陶子。彼女が目利き殺しによって贋作を買わされるところから、物語は始まる。美術品だとか骨董品と言われても、なんでも鑑定団を数年前に見たっきりのおれにはピンとこない。話の流れは、逆に目利き殺しをしかけようとする陶子と、それと平行しておきる殺人事件を中心に描かれる。
火曜サスペンスでやりそうな内容だなあと思った。オバサン刑事の湯けむり殺人事件みたいな、そういう感じ。