ルール「ルールには従わない」

夏休みが終わりに近づく中、動画や配信やゲームやはてブの整理などで時間を浪費する。以下、思いついたことをだらだらとメモする。

ふと思いついたこと。ルールの中に「ルールには従わなくとも良い」というのを含むとどうなるのか。

「ルールに従わない」というルールは、「既存のものとは違うものが好まれる」なんかとほぼ同じで、よくあることなんじゃないかと思う。

たとえばお笑いで、「変な格好をする」という「うけるためのルール」(既存のもの)があったとする。そして、ある日それが飽きられる。「変な格好をしたらうけると思ってるやつ、うぜぇww。ちょwwこいつ変な格好してないwwwうけるwwww」とか言い出す奴が大量発生したとする。その場合に「うけるためのルール」には「変な格好をする」と「変な格好をしない」という明らかに矛盾した状態になる。

これではいけないので、「変な格好をする」を原則的なものとし、「既存のものとは違うものが好まれる」という例外を加えてやれば、対応できるような気がする。

迷走しはじめる。でも、それだと結局ルールが全然役に立たないんじゃないかという気もしてくる。なんせ、変な格好をしようが、しまいが、その状況によってうけるかうけないかが変化するわけで。もしかすると、これはそもそもルールに記載すべきじゃない内容なのかもしれない、とそんな風に考えてしまう。完全に迷走する。

そもそも、ルールに「ルールに従わない」を含むというのは「自己言及のパラドックス」に当てはまるような気がする。そう、そもそも矛盾しているんじゃないかと思う。でも、お笑いだけじゃなくて、上記のような例外はしばしばあるのは事実だと思う。それなら、ルールなんて作れるの?という疑問が出てくる。

ルールに期限を決めればいいんじゃないか。大体、このルールはこれくらいの期間で有効みたいな。「変な格好をする」がうける時期というのは確かにあって、うけない時期というのも確かにある。結局それらは時期に、状況によって決まるんじゃないか。時期や、状況の設定は難しそうだ。もし、期限が「明日まで」みたいに短かったら……。やっぱりルールなんて意味ないんじゃないか。

絶対のルールなんてあるわけないとは思いつつも、なにかに従うほうがずっと楽だから、困る。