一日一冊『風の海 迷宮の岸 上』小野不由美

今日の一冊目は『風の海 迷宮の岸 上』小野不由美。昨日(2/11)の夜に読んだ。

『月の影 影の海』とは、すこし雰囲気が違うように感じた。今回の主人公は泰麒(たいき)。麒麟が当然のようにできる転変(てんぺん)や折伏(しゃくぶく)を泰麒はできない。まわりの者が優しくしてくれるにもかかわらず、それができない、期待にこたえられないことを悔しく思っている。景麒との会話や、蓬山の生活を通して、麒麟の生まれや、どう育つか、どんな特徴をもつかが書かれている。

特に思うことはない。上巻だからかもしれないが、これといった、もりあがりがないように思った。