一日一冊『"文学少女"と慟哭の巡礼者(パルミエーレ)』

今日の一冊は『"文学少女"と慟哭の巡礼者(パルミエーレ)』。文学少女シリーズの5冊目。

今回はとにかく、美羽が、心葉が気持ち悪いことこの上ない。予想以上に美化されてたね。はじまりは、すこしどころじゃなく、琴吹さんとこんなに仲良くなってるところからはじまって、これなんてエロゲな展開を経たあと、鬱設定をつけくわえていった。自然なキャラにやたらとドロドロした設定をつけるのは、文学少女にはよくあること。

美羽に関しては、幼稚とかそういうレベルじゃない。しいていうなら「めけーも」。狂言自殺(笑)、交通事故(笑)、記憶喪失(笑)。もういいかげんトラック自重。あと、「美羽を追いつめたのは僕だったんだ」てな展開にはがっかり。ミートホープが思い浮かんだね。美羽「消費者も悪い」、心葉「半額につられて、ごめんなさい」。ありえんよ、その展開は。どう考えても美羽は病気。ゲロス。死にぞこない。

あと遠子先輩は、あの勘からしニュータイプだから、存在するはずないよ。*1

*1:遠子はカードの精霊で、魔法少女である琴吹ななせに封印されるためにいる!そして、これらはNHKの陰謀なんだよ!って書けって友人に脅されたので、注釈に書いておく。