基本日記(7)

23:30-06:30。ずっと前からだらだら読んでた本を読み終えた。夢は覚えていない。

トラウマスイッチ「ケンコバ

今日から新聞の記事をひとつは見て、簡単にメモする。保健室の利用の理由において「心の問題」が「体の問題」を上回り、4割を占めたらしい。学校は戦場です。言葉や視線の銃弾を逃れられる場所は保健室くらいのものです。

おれが中学生だったころ、既に保健室はいじめられっ子の逃げ場でした。ただ、おれはいじめられていたにもかかわらず、決して保健室に行きませんでした。なぜなら保健教師が体育会系だったからです。おれはあの教師が大嫌いでした。あの教師の対応はいわば「つばでもつけてりゃ治る」でした。

そういった対応もまた見方によってはやさしさなのでしょうが、あのころのおれには到底理解できませんでした。負傷した兵士に最低限の処置を施し「大丈夫、まだ戦える、大丈夫」と送り出すのです。ああいった対応によって命を落とした兵士がどれほど居たでしょう。学年に数人の登校拒否が居るのは当然でした。